ちょっといい話

こんにちは。工務部管理課の高瀬です。
今日はちょっといい話として私が感心した話を紹介します。

私には10ヶ月を迎える娘が二人います。
その娘が二人とも最近は夜中に起きて泣き出します。
一人が泣き出すと連鎖反応でもう一人が起きて泣きじゃくります。
これが噂に聞いていた夜泣きというやつなのでしょうか。
ほんの一月くらい前までは夜通し眠ってくれていたので
私も妻もゆっくり睡眠がとれていたのですが
今では寝不足の毎日です。

そこで子守唄についてインターネットでいろいろと調べていたとき、
七つの子という歌のことにたどり着きました。
この歌と森繁久彌さんにまつわるエピソードです。
歌詞は次の通りです。

烏 なぜ啼くの
烏は山に
可愛い七つの
子があるからよ
可愛 可愛と
烏は啼くの
可愛 可愛と
啼くんだよ
山の古巣へ
行つて見て御覧
丸い眼をした
いい子だよ

森繁久彌さんがかつて盲学校を訪問した際、この歌を歌うこととなり、
1番はつつがなく歌ったものの、2番を歌っている最中に
森繁さんの表情が変わったといいます。
盲目の生徒に対して「まるい目をした」という歌詞を
そのまま歌うのを憚ったのがその理由だったそうですが、
森繁さんの機転により、若干の遅れはあったものの
「まるい顔をした、いい子だよ」と歌われたということです。

森繁さんの優しさあふれるエピソードだなと思いました。
私は本来機転が利く方ではないと自覚をしています。
だからなおさらこのような話には敏感になるのだと思います。
と同時に私も廻りの状況を瞬時に把握し、気が利く人間に
ならなくてはと感じました。
まだまだ未熟な私ですがどうぞよろしくお願い致します。

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